こんにちは!
アキヤ太郎です。
「田舎の県に引っ越したい…」「空き家を手に入れたい!」
そう思って、移住や空き家購入を検討するときに、考えることや決めることはたくさんあります。そのときに大きな味方となるのが“AI”です。
なんでも欲しい情報がAIでアクセスできる時代となりました。一方で、AIだからと言って完璧な存在ではありません。教科書的ないい子ちゃん回答しかしなかったり、場合によっては平気で嘘をついてきます(汗)
そこでこのコラムでは、空き家と移住のアレコレを、AIを使いながら私と一緒に学んでいきましょう。きっと移住のヒントが見つかるはずです。

私は宮崎県に、趣味であるサーフィンを元に移住してきました。
ただ、移住したからこそ見えてきたこともたくさんあります。
- 物価が安い!と感じる人もいれば、そうでない!と感じる人もいる
- 自炊する人は産直市場が近くにあると大助かり
- 地域コミュニティや隣人との距離感
- 最寄りのコンビニまで徒歩か?チャリか?車か?
これらは、どこに住むか?によって大きく左右されます。
移住検討者にとっては、見えていない部分もたくさんあります。そもそもまだ住んでもいないのに、現地の細かい情報をキャッチして判断するのは困難です(汗)
そこで、AIを使って壁打ちすることで、自分に合った最適な街は?どんな環境だったら住みやすい?を見極めていきましょう。
まずは、そもそも、移住の場所を考えるときに、「何を考えなきゃいけないのか?」全体像を知ることが大事。さっそく、AIさんに聞いてみました。
アキヤ太郎「やぁ!移住を考えているんだけど、考えなきゃいけないポイントを教えて」
かしこまりました!
- 「車移動の許容範囲」を半径で考える
「何分でどこまで行けるか」を、Googleマップで実際にシミュレーションしてください。 - 「インフラの格差」を確認する
同じ市内でも、集落の端と中心部で生活レベルが激変します。 - 「災害リスク」を地図で重ねる
宮崎は台風と地震のリスクが避けて通れません。 - 「コミュニティの濃さ」の適正値を知る
「場所」を選ぶことは「どんな共同体に入るか」を選ぶことです。
※AI回答は全て載せると長くなってしまうため、要点をまとめて記載しています
うーん、さすがAI。パッと幅出ししてくれるのはありがたいですね。自分にはないような考えを一瞬で授けてくれるのは、現代人の特権ですね。
AIを活用する上で大事なのが、『重ねて質問する』こと。ここからもう1段階、深く堀っていきましょう!
車移動の許容範囲

アキヤ太郎「まずは一つ目の「車移動の許容範囲」を半径で考える、についてもう少し詳しく教えて」
移住先選びで失敗したくないなら、地図を「キロメートル」ではなく「車での移動時間(半径)」で塗りつぶしてみてください。宮崎での暮らしを想像しやすくする、3つの円をご紹介します。
- 半径10分の円:生存圏(ライフライン)
この圏内に「コンビニ・小さな商店・ドラッグストア」はありますか? ここが空っぽだと、ちょっとした買い出しで往復30分以上かかる「買い物難民」になってしまいます。日常の小さなストレスを溜めないための、ギリギリの生命線です。 - 半径30分の円:生活圏(満足度)
この圏内に「スーパー・病院・ホームセンター・郵便局」はありますか? 移住後の生活の質は、ここで決まります。ここが遠いと、「不便さ」が「生活の重荷」に変わってしまいます。週に数回行く場所がストレスなく往復できるか、ここを基準に物件を探してみてください。 - 半径60分の円:目的圏(ライフスタイル)
この圏内に「サーフポイント・空港・仕事場・趣味の拠点」はありますか? ここは利便性よりも「移住の目的」を果たすための場所です。適度に離れているからこそ、日常と非日常のメリハリがつきます。休日のドライブを楽しめる距離感なら、この距離こそが田舎暮らしの醍醐味です。
車移動前提で考えた時に、「何がどのくらいの距離にあるのかを考える」ことが大事なんですね。
私も宮崎県のど田舎に引っ越してきました。最寄りのセブンイレブンまで車で7分。この“7分”というのが絶妙な距離です。
これまで「コンビニなんて徒歩ですぐそこ!」の生活をしていたため、車で7分はまぁまぁ遠い。歩いて行くことは当然不可能で、Googleマップ上だと徒歩53分。信号のない道を車で7分走ればまぁまぁ遠くまでいけるんです。買ってきたアイスが道中で溶けてしまいます。
これは個人の感想ですが、車で3分なら気軽にいけますが、車で7分は遠い。なんせ往復14分ですからね。「ちょっと買いに行く」の腰が重くなります。(甘えすぎ?)
そう考えると、最寄りのお店が半径10分以上になってしまうと、まぁまぁ買い物の負担が大きくなるのは想像できますよね。もちろん「私はまとめ買い属性で、週一以外買い物しません!」という方はそれでもOK。
その基準で、半径30分の円、半径60分の円を考えてみるといいですね。今はGoogleマップで距離感は簡単に測定できます。おうちにいながら移住先の街散策ができますね。
ん?でも、ちょっと待ってください。
車や免許を持っていない方、そもそも車を持たない想定の方はどうなるのでしょうか?
アキヤ太郎「AIちゃん、ちょっと待って!車を持たない場合はどうなるの?」
- 半径10分の円:生存圏(生活の最低ライン)
考え方: 車があれば10分で済む場所も、徒歩ではせいぜい800m〜1km(約10〜15分)が限界です。
チェック項目: 「徒歩圏内に食料品店はあるか?」「雨の日でも歩いて通えるか?」が生死を分けます。宮崎の田舎は歩道が整備されていない場所も多いため、実際の道のりを一度歩いてみることが必須です。 - 半径30分の円:生活圏(公共交通機関の限界)
考え方: 車なら30分ですが、バスや電車だと1時間以上かかる、あるいは「1日に数本しかバスがない」のが宮崎の現実です。
チェック項目: 「バス停までの距離」と「バスの運行本数」が、そのまま移住後の行動範囲になります。特に「最終バスの時間」は、社会的な活動範囲そのものになります。 - 半径60分の円:目的圏(非日常のハードル)
考え方: ここは自力での移動が困難になるため、「誰かに乗せてもらう(地域コミュニティ)」か「タクシー等の予算」を確保する必要があります。
チェック項目: 趣味や仕事のために遠出する際、「移住先の集落に頼れる人がいるか」または「移動費を生活費に組み込めるか」というシビアな計算が求められます。
「生死を分ける」「歩道が整備されていない場所も多いため…」
AIさん、誇張しすぎです。流石に宮崎県民も怒っていいと思います。笑
日本である以上、歩道くらいはだいたい整備されています。
とはいえやはり車がないと生活のハードルは上がりそうですね。ただ、がっかりする必要はありません。私の友人でも車なし宮崎移住をしている方もいらっしゃいます。
条件としてなるべく『栄えている街に住むこと』。宮崎駅の近くや都城駅の近く。その土地の中心街ですね。「だいたい自転車でどこでもいけます!」という暮らしをしていれば、田舎県とはいえど不便はしません。
ただ、電車やバスの本数は圧倒的に少ないので、待っている時間を楽しめる方、または上手な暇つぶしができる方に限りますね笑
住む場所に関しては、「憧れ」と「実際の生活」を天秤にかける必要がありそうですね。
「海が近いけどコンビニがなくていいのか?」
「田舎暮らしだけど極端など田舎ではないか?」
理想と実生活をどちらもイメージしながら、Googleマップでシュミレーションしてみましょう!
インフラの格差

次に、「インフラの格差」を確認する、について確認しましょう。
正直、都会に住んでいる時はインフラの格差なんて考えたこともありませんでした。これってつまりどういうことでしょうか?
アキヤ太郎「インフラの格差ってなぁに?」
「インフラの格差」とは都市部では当たり前の環境が、場所によって大きく異なる(あるいは維持費がかかる)ことを指します。
- 下水道か、浄化槽か
浄化槽を一言でいうと、「家の敷地内にある、小さな下水処理場」です。
家の敷地にこの浄化槽を埋め込み、微生物の力を借りて水をキレイにしてから側溝などに流す仕組みになっています。
年に1回の清掃と、定期的な点検(法定検査)が義務付けられており、年間数万円の維持費がかかります。 - 都市ガスか、プロパンガスか
都市ガス: 基本的に宮崎の田舎にはありません。
プロパンガス: 田舎は100%これです。 - ネット回線:物理的な接続可否
光回線: 「エリア内」と表示されていても、「電柱から家までの引き込み工事が物理的にできない」ケースが田舎にはあります。木が邪魔だったり、私有地をまたぐ許可が取れなかったりするためです。
モバイルルーター/ホームルーター: 基地局が近くにないと、速度が遅すぎて仕事にならない場合があります。現地でスマホの電波が何本立つか、夜間に速度が落ちないかをテストするのは必須です。
宮崎市内の移住でも、街の中心に住めば特に都会とは変わりありません。ただ、ひとたび田舎に行くと、都会の常識が全く通用しないことがあります。
トイレを流せば下水道に流れて行く…は普通ではないのです。
ちなみに宮崎県における「下水道の普及状況」について、令和6年度末では62.2%です。なんと下水道が整備されていない(利用できない)割合は 約37.8% にものぼります。数字で見ると結構ありますね汗
そしてガス。都市ガスなんて宮崎県だとごく一部。そしてほとんどがプロパンガスになります。
でも実は…プロパンガスすら持っていない家もたくさんあります。さすがのAIでも、ど田舎の事情までは知識が追いついていないんですね。我が家もこちらでお風呂を沸かしています↓↓
田舎ではよく目にする、「灯油タンク」です。ガスの代わりに、自分でガソリンスタンドに行き灯油を買い、ここに注ぎます。これが家のガスの代わりをしてくれます。
ちなみに冬お風呂を溜めているときに灯油が切れたら地獄です笑 寒い中灯油を買いに行く羽目になります。都会暮らしでは考えられませんよね。
そしてネット環境。
山間部では電波が入らないことはザラにあります。「日本の渚百選」に選ばれている日南海岸も電波が入りにくいです。「キレイな風景をインスタにUPしたいのに電波がない!」と涙をのんだインスタ女子も多いことでしょう。
移住して田舎暮らしに憧れるのはいいものの、生活拠点が圏外エリアだと流石にしんどいですよね汗
「Wi-Fiを家に引けば大丈夫!」
と思っても、ここもまた落とし穴があります。
有名な光回線プロバイダーが、山間部や小さな集落では提供エリア外であることは非常に多いです。 またエリア内であっても、地形や電柱の場所が原因で物理的な引き込み工事ができないこともあります…。
「じゃあどうすればいいんだよ!」と思ってしまいそうですが、ここで諦めるのはまだ早いです!
大手にはない底力を持っているのが、地域密着の通信業者です。彼らは「この集落のこの道なら、あそこの電柱からケーブルを引ける」といった、地図データには載らない現場の物理的な事情を熟知しています。
大手では『エリア外』として機械的に弾かれるような場所でも、地元特化のプロバイダーなら物理的な配線ルートを見つけ出し、ネットを開通させられることが多々あります。
移住を考えているエリアが田舎の場合、どのプロバイダーがその土地に根付いているのか?強いのか?実際に住もうと思っている場所にWi-Fiを引くことができるのか?も調査しておきましょう。
災害リスク

では、次にいきましょう。
アキヤ太郎「3番目の 「災害リスク」を地図で重ねるってどういうことですか?」
- 「重ねるハザードマップ」の強み 国土地理院の「重ねるハザードマップ」は、物件の安全性を多角的に可視化できる強力なツールです。
複合リスクの把握: 洪水、土砂災害、津波などを一つの地図上に重ねて表示可能。
地点リスクを一括確認: 住所をクリックするだけで、その場所のリスクを即座に判定。
地形や避難所の可視化: 標高図や航空写真を重ねることで、浸水リスクや避難経路の妥当性まで推測できます。 - 空き家選びのチェック手順 物件検討時は、以下のステップで「隠れたリスク」を洗い出しましょう。
検索: サイト上で候補物件の住所を入力。
重ねる: 洪水・土砂災害など、各災害種別のレイヤーを重ねて表示。
避難を確認: 近隣の避難所を特定し、そこへ至るルートの安全性も確認。
地形を分析: 「色別標高図」を重ね、周囲より低い窪地ではないかを確認。
ほほぉ。今はこんな便利なサイトがあるんですね。
重ねるハザードマップ:
https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/maps/index.html
いまの日本人は地震や津波に対する意識が上がってきています。自分が移住しようとしている場所が、地形的にどんなリスクがあるのか?を先に知っておくのは大切ですね!
移住しようと思っている町を調べて見てください。
住みたい町がリスクがある土地だったとしても、がっかりしないでください。そのリスクを知った上で、避難ルートの把握や準備をしておけば、住めないことはありません。
地震大国日本に住む以上、常日頃から防災意識は大切ですからね。
コミュニティの濃さ

それでは、4つ目に参りましょう。
4. 「コミュニティの濃さ」の適正値を知る
これに関しては、正直「ん?」ってなりますよね。コミュニティの濃さ…?真相をAIに聞いてみましょう。
アキヤ太郎「「コミュニティの濃さ」ってどういうこと?」
田舎における「場所選び」は、単なる物件選びではなく、「どのような人間関係(コミュニティ)の密度の中に身を置くか」という選択そのものです。
田舎暮らしを成功させるために、コミュニティの「濃さ」をどのように判断すべきか、そのポイントをまとめました。
コミュニティの「濃さ」とは何か?
田舎のコミュニティは、都会のそれとは異なり「相互扶助」が前提となっていることが多いです。
濃いコミュニティの例: 祭り、掃除、行事などが頻繁にあり、住民同士の距離が非常に近い。顔が見える範囲での助け合いが日常的。
薄い(適度な)コミュニティの例: 集落機能が維持されているものの、個人のプライバシーが尊重され、付かず離れずの距離感で生活できるエリア。
たしかに、都会にはない田舎ならではの繋がりの形ですね。でもそれってどうやって判断すればいいんでしょう?
アキヤ太郎「コミュニティの濃さの判断方法は?」
「適正値」を見極めるための観察視点
自分にとって「心地よい距離感」はどれくらいか、現地視察時に以下のポイントを観察してみてください。
共有スペースの手入れ: ゴミ集積所や公民館、周囲の草刈りなどが整っているか。あまりに綺麗すぎる場合、濃密な管理体制(=参加必須の行事が多い)の可能性があります。
「移住者」の数: 移住者が定着している地域は、コミュニティが新参者を受け入れる「適度なスキマ」を持っていることが多いです。
町内会の活動頻度: 不動産担当者や近所の方に「草刈りや行事はどれくらいありますか?」と直接聞くのが一番の近道です。
ううーん…言いたいことはわかる…!でも、AIさんよ。それを移住前に判断するってめちゃくちゃ難しいぞ!!
それこそ住んでこそ見えることもたくさんあります。住み始めて「新しく清掃の当番を回そうと思います」と言われることもあります。もちろんネットに情報なんて落ちていません。
ただ、諦めないで下さい。正直、事前に情報を完璧に揃えるのは不可能です。でも「どんなコミュニティの濃さだろう?」と頭の片隅においておくこと自体が大事です。
住んで見て「こんなはずじゃなかった…」とならないための、できるだけの準備はしておきましょうね。
- 不動産屋に聞いてみる
- 市役所の人に聞いてみる
- 可能な限りネットで調べる
- 現地の友達がいれば話を聞く
- 現地に行けるのであれば近隣の人に聞き込み
今は行政が「移住支援センター」のような部署を持っていることも多いです。移住検討者は、市にとっては非常にウェルカムな存在。相談の電話をしてみるのもいいですね。
もしかすると今回のコラムの内容は、せっかく希望を持って移住したいのに、水を差すような内容だったかもしれません。
でも、何も準備せずに、希望だけで移住してしまうと後々後悔することにもつながります。
すべての移住者が、「ここに引っ越してきてよかった!」と思えるように、今回の記事をまとめて見ました。少しでも参考になれば幸いです。
それではまた次回お会いしましょう!
